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作者

Taku Seguchi
作者・脊口卓

脊口 卓 (せぐち たく・漆芸家)

1938年、京都市に生まれる。
古くから続く輪島塗職人の家系に育ち、現在で9代目にあたる。父の代から京都で活動をはじめ、輪島塗の特徴である堅牢性と京塗の繊細さを身につける。

1960年代から、骨董店などの依頼で時代物の家具や道具類を修復した経験を応用し、漆の技を用いてそれらを現代生活に調和するアイテムとして甦らせるという、独自の活動を始める。
現在、京都・下鴨にて卓ア−トを主宰。

■作品の特徴■

その作品の特徴は、時代箪笥を単なる装飾品として終わらせることなく、実際に使う家具としての機能も果たせるよう考慮し、和洋いずれの空間にもマッチする 「用と美」 の調和がとれたモノとして仕上げられているということ。

作者は本業である漆塗りの工程のみならず、素材としての時代箪笥の修復からアレンジ、抽斗や金物の調整など全ての工程に関わり、全体の使用感と統一感を整えている。

また、仕上げには、箪笥全面に麻布を張り、数回の下地処理を施した上で、下塗り、中塗り、上塗りと工程を重ねていく本堅地という方法を用い、仕上がりの艶や質感を考慮して、塗装材にも日本産の本漆が使用されているため、漆工芸品としても、堅牢でぜいたくなモノとなっている。

それらの作品には、「日本の心とも言える伝統的な家具や道具類を現代に生かしてもらいたい」という作者の願いが込められている。



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